2005-03-23 | 駄馬的蹴球観戦記

2005-03-23

マリョルカのアランゴが意識取り戻す(ISM)

 試合中の接触プレーで頭部を強打し意識を失っていたマリョルカのベネズエラ代表MFフアン・フェルナンド・アランゴが現地時間21日(以下現地時間)、意識を取り戻した。病院関係者が明らかにした。
 アランゴは20日のセビーリャ戦で、相手DFハビ・ナバーロと空中戦を展開した際にナバーロの肘が頭に当たり意識を失っていた。その後病院に運ばれ治療を受けた結果、およそ1日で回復した。ただ、記憶の一部を失っており、接触プレーの前後のことは覚えていないという。また、右ほお骨の骨折も判明している。
 一方の当事者であるナバーロは、「単に自分の頭を守ろうと思っただけなんだ。また同じ状況になっても、同じようにリアクションすると思う。だって、わざとやったことじゃないからね」と、故意ではなかったことを強調。「ただ、本当に申し訳なく思う」と謝罪した。
http://sports.yahoo.co.jp/soccer/headlines/ism/20050322/spo/13062000_ism_00000032.html


いやいや、こういった事故のニュースは本当に肝を冷やします。
つい数カ月ほど前も、バレンシアのアイマールが頭部を打って、
ピッチの中で意識を失う事があったし、
結構へディングの競り合いで頭を強く打つ事は少なくないんですよね。
私がまだサッカー歴ぺーぺーだった頃、コンフェデ杯で
突然フォエ選手がセンターサークル付近で意識を失い、
そのまま帰らぬ人となった出来事は、今も鮮明に覚えています。
サッカーはとても激しいスポーツですし、強靭な肉体を持った選手同士が
激しく競り合う事は必要不可欠ではあるんですが、
一歩間違うと、取り返しの付かない事になるということも、
常に頭の隅に置いておきたいです。
(・・・って甘いのかな。ダービーとか、とても重要な一戦だったら
 そんなこと考えている場合じゃ無いし。難しい・・・)

我がミランのシェフチェンコも、ほお骨の骨折で幸い済みましたが、
打ちどころが数センチずれていれば、もしかしたら脳への影響も
あったかもしれないし、失明をしていたかもしれない。
ピッチに出て、プレーを始めた選手に、ピッチ外で応援する私達は
偉そうな事を言える筋合いなんてないんだけれども、
もうホントに、体と命、絶対に大事にプレーしてください。

ところで、何やらガっちゃんとパンカロさんが
血液検査を拒否したとかで現地メディアがわあわあやっているみたいです。
マンUのリオ・ファーディナントの時も何やら大騒動になった事は
記憶に新しいですが、どうか穏便に事が解決しますように・・・。
勿論、私はやましい事があったから拒否したわけではないと信じております。




本日のBGM/14曲めの「killer cars」が大のお気に入りです。


アーティスト: レディオヘッド
タイトル: ザ・ベンズ